まだ花粉症でない人も必見!花粉症の傾向と対策!
花粉症の話でよく耳にする”コップと水”の例え話。「コップに最後の1滴が足されて、水が溢れ出たときが、発症のとき」。突然、花粉症はやってくるもの。自分には関係ないと思っている人も、もしかすると今にも溢れそうな花粉症予備軍かもしれません。まだ発症していない人も知っておきたい傾向と対策を紹介しましょう。
■あなたの症状は花粉症?それとも風邪?
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花粉症のシーズンは、季節的にも風邪と間違えやすいので、今年初めて花粉症にかかった人にはどちらの症状か区別がつきにくいかもしれません。花粉症の4大症状は、(1)鼻水 (2)鼻づまり (3)発作性のくしゃみ (4)目のかゆみと言われています。このほかにも耳やノドのかゆみ、頭痛、イライラ、不眠、食欲不振、肌荒れなど。下の表を参考に「もしかして?」と思う人は、早めの受診をおすすめします。
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[花粉症と風邪の主な症状を比較]
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[症状]
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[花粉症]
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[風邪]
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熱
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ほとんど出ない
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熱が出ることもある
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頭痛
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頭が重く感じることもある
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頭痛がすることもある
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咳
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出ない
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出ることもある
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ノド
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かゆみや痛みがある
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痛くなることが多い
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鼻水
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さらさらで無色
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粘性で色がついている
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くしゃみ
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続けて出る。10回以上連続することも。
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1回〜3回ほど出ることもある
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目のかゆみ
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かなり強く出る
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ない
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■花粉症になったら何科に行くの?
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「花粉症かな?」と思ったら、普段かかっている耳鼻科、内科、小児科などの先生に相談を。また、花粉症は「アレルギー性鼻炎」のひとつの症状と考えられているため、耳鼻咽喉科やアレルギー科を受診して治療を受けるのも良いでしょう。鼻の症状が強く出るので主に耳鼻咽喉科(耳鼻科)になりますが、大きなの病院では、アレルギー専門外来を設けているところもあります。
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