競売と任意売却と有利なのは任意売却が絶対有利

少しでも高く売るなら任意売却

任意売却は仲介会社を通した通常の売買なので競売と比べて、うまくできれば時価で売却できる可能性があり、短時間で回収も見込める最良の方法です。

しかも、競売物件は一般のマンションを探している人も、けっこう見ていたりするため、自分のマンションが競売に出ていることを、近所の人に知られてしまう可能性もあります。

その点、任意売却ですと、新しく購入したオーナーと賃貸契約が結べれば、継続して住み続けることができ、今まで通り環境も変えず、引っ越しなどもせずに住む、といった選択肢もできます。

競売申し立てをされる前に、速やかに仲介会社に相談し、任意売却を実行されることをおすすめします。
任意売却の相談をするパートナーとなる仲介会社を調べるには。

任意売却とはローン返済ができなくなった場合、法的に売却する競売によらず、所有者はもちろん担保関係者の同意が得ることができれば、通常による不動産売買ができる手法です。
任意売却は銀行との交渉になりますが、交渉を仲介会社に依頼するという方法もあります。
金額、条件にもよりますが、銀行はいつまでも不良債権のままにできませんので、解決策がない事にいたずらに時間も手間もかけたくありませんので、残債が残ったとしても任意売却を認める場合が多いです。

売却できても残ったローン残債はなくなりませんが、返済原資がない場合、銀行は債権回収会社(サービサー)に売却し、そのサービサーに例えば月1万円を30年支払うなどの条件で決着するといったケースが多く、今後は銀行の借り入れなどは難しくなるものの、自己破産したわけではないので、いち早く復活するには賢い解決法となります。

競売が一般物件より安いわけは競売物件は購入前の内覧ができないかわりに、瑕疵担保責任も負わないので一般物件より安く売買されます。

全国の競売物件不動産物件の最新~過去のデータが検索できます。
全国競売物件情報サイト

競売は手間と費用がかかる。競売は債権者が裁判所に競売申し立てをして、不動産鑑定士が最低入札値を査定して競売に掛けられるといった手続き踏んでいきますので、競売は申し立てから落札まで早くて6か月、物件により2~3年かかることもあります。

費用はは申立印紙、登録免許税それに民事執行に必要な予約金等の費用と申立書類の作成および裁判所書記官との詳細な手間ひまが必要になってきます。
そして競売の売却基準額は直の60~70% 1回で落札されなければ、さらに2回、3回と値を下げ、20%~40%づつ安くなる。3回入札で落札できないと競売手続き取り消し(スリーアウト)となります。

それなのに任意売却でなく競売を選ぶ理由は?