DHAやEPAは青魚に多く含まれ、身体に必要とされる「必須脂肪酸」の一種です。
DHAとEPAの違いはEPAは血液を健康に、DHAは頭を健康に。
◎ DHAとは!?
DHAは正式名称をドコサ・ヘキサエノイック・アシッド(ドコサヘキサエン酸)といい、主に魚の脂肪に多く含まれる必須脂肪酸です。
私たちの体の中でDHAは、記憶学習機能をつかさどっている「海馬」と呼ばれる部分に、他の部位の2倍以上のDHAが存在しています。
DHAは動脈硬化の原因であるコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。肝臓で中性脂肪が作られるのを抑え、さらに肝臓から血液へ中性脂肪が分泌されるのを抑えるため、血液中の中性脂肪を低下させます。
そのため、記憶力や集中力の維持、リラックスした気分にはたらくとされています。
◎ EPAとは!?
EPAとは「エイコサペンタエン酸」の略称で、いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれるn-3系脂肪酸のひとつです。
主に青魚の油に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です。
EPAは、血液をサラサラにしたり、血液中の余分な脂肪分を取り除くはたらきがあるといわれています。